もりのおうち

心配性だけど時々楽天的。アメリカ在住の30代。

朝がとても眠くて起きたくない日

朝、すっと起きられる日もたまにあるけれど、眠くて眠くて、水の中にいる蛙みたいな自分を、無理やり空気に引っ張り出されるみたいな感覚の日もある。

そういう起き方をした日は、行動開始してからも頭がぼーっとしていて、しんどい。

今日はそんな日だった。

 

社会人最初に就いた仕事は、やりがいはあるけど激務で、やればやるほど仕事が増えるような、達成感が遠のくような感覚のある仕事だった。平日にプラスして、土日祝も半分は仕事で、朝は7時に職場に出勤しなければならず、毎日可能な限り残業だった。

それでも楽しい思い出もたくさんあって、諸事情で引っ越すことがなければ、おそらく今も続けていたと思う。(ひどい思い出もたくさんあるけれど。)

自分の顔と名前がしっかり周りから認識されて、毎日沢山の人とコミュニケーションをとる仕事だったので、それがその仕事の魅力だったと思う。

その後、引っ越し先で全く違う仕事に数年就き、その後、再び引っ越しで、アメリカにやって来た。

現在、アメリカで最初の仕事に就いてまだ長くはないが、繁忙期と閑散期があり、今は後者。最近は慣れて仕事が速くできるようになったのもあると思うけど、暇な時間が増えてきた。

各デスクがプライバシー用の壁に覆われていて、他の社員の顔が見えない作りになっているので、暇なとき、他の社員たちが何をしているのか全くわからない…。

先日、忙しいのと、暇なのどっちが好き?とアメリカ人の上司に尋ねられた。

暇すぎるのもつらいし、多忙すぎるのも…。当たり前なことを言うと、丁度いいのが良い。

仕事に関して夢を描けないまま子ども時代を過ごし、成長してしまったので、そのことにずっとコンプレックスがある。

夢なんて無くていいんだよ!とたまに言ってくれる声が耳に入ってくると、嬉しい。

自分が何に向いてて、どんな仕事をして生きていきたいのか、わからないまま。

それでも毎朝起きて、遅刻欠勤することなくできているんだから、自分を褒めたい気持ちもある。