もりのおうち

心配性だけど時々楽天的。アメリカ在住の30代。

Lady Macbeth (2016)

Amazonプライムで久しぶりに映画を見ました。アマゾンプライムでも映画を見れることを忘れがち…。

 

あらすじ

19世紀後半の英国。裕福な商家に嫁いだ17歳のキャサリン。気難しい40歳の夫は彼女に興味がなく、体の関係を持たない。意地悪な舅からは外出を禁じられ、人里離れた屋敷で退屈な生活を送っていた。ある日、夫の留守中に若い使用人に誘惑され不倫関係となったキャサリン。抑え込まれていたものが解き放たれ、少女は欲望を満たすため、邪魔者を許さない純粋で残酷な怪物へと変貌していく。

 

フィクションとはいえ、たった200年前でも全然世の中の様子は違う。当時の女性は、1人の人間として生きる自由が全くなくて、選択肢もなくて、地獄すぎる…と映画の前半で震えました。結婚も、「買われる」、という感じ。

この映画で描かれる白人の地位ある女性も自由がないし、その家に仕える黒人女性はもっと無い。つらい。

現代もこの地球で男女は平等とは全く言えないけれど、ゆっくりとでも確実に世の中は良くなっていっていると信じたい。

あらすじを改めて読んでびっくりしたけど、夫は40歳の設定だったのか!55歳くらいかと思ってみていた…。嫌なやつだったな〜。

あと、「誘惑され」不倫関係になった、という説明も違うような…。

記憶に残る映画でした…。光や色、音がとても綺麗だった。